スポンサーリンク
目次
ニュージーランドのワインの産地でぶどうの収穫に関わりたい!

私が住んでいるセントラルオタゴは、ニュージーランドの一大ワイン産地。全て手摘みで収穫される事で有名で、良質の赤ワインのピノがたくさん作られています。
4月はブドウの収穫シーズン。クイーンズタウンからクロムウェルに抜ける40kmくらいの道には60件ほどのワイナリーが点在し、ワインテイスティングが楽しめると同時に、日本の田舎が田んぼだらけのように、ぶどう畑がずーっと道成りに続きます。
このぶどうを摘むために、ツアーガイドの仕事も辞めました。(他の理由もあるけれど)
ぶどうを収穫したいがために、レストランのシェフの仕事も辞めました。(色んな事情があるけれど)
ぶどうを摘む気、満々です!

某ワイナリーを紹介してもらい、4月のイースターホリデー終了後からワイナリーで働く予定でした。
初めての仕事にわくわく。日本ならぶどう狩りはお金を出してする物なのに、ぶどうを収穫してお金がもらえるなんて、夢のようじゃないですか。
日に日に、寒さを増すセントラルオタゴで一日中野外で過ごすぶどう狩りの仕事をやると言ったら、みんな嫌悪の表情、正気か?という顔をされましたが、気にしない、気にしない,,,。
ある日、ぶどう狩りの仕事ができなくなってしまいました。
日程が近くなったため、担当者に詳細を聞こうと連絡を取った所、かけてもかけてもつながらない。紹介してもらった人に頼んで連絡を取ってもらった所、今年は雨が多くて収穫を早めたため、4月中旬のイースターの後からでは遅いとの事でした。ちーん。
それならそうと、早く言ってよー。
もう仕事辞めちゃったし、周りの人もみんなぶどうの収穫に行くと思ってるし。リストラになって家族に言えないサラリーマンのような気持ちです。
でもやっぱりぶどうが摘みたい。

某ワイナリーは、紹介してもらった仕事で、自分が努力して得た訳ではないのでやっぱり自分で努力して勝ち得ないとだめだと思い、バックパッカー用のサイトで探してセントラルオタゴの求人を探して電話したり、メールをしたり、、、。
ニュージーランド中のサイトじゃあなかなか絞れないので、どうしようかと考えた所、直接ワイナリーに行って頼んでみようと思いつきました。
自分は思ったよりもチキンだったと痛感。
ワーキングホリデーの仕事を探す上で大切なのは、体を動かす事、コネ、粘り強さ。
クイーンズタウンで最初に仕事を探したときのように、自分で動いて探さなければなりません。
でもやっぱり、直談判は緊張する。ワインを売っているのに、ぶどうを摘ませてって言ったら変に思われるんじゃないか?
どうせ断られるし、恥ずかしい思いしたくない、、、。
あらゆるネガティブな思いが駆け巡り、ワイナリーについてもなかなか踏み出せません。
そんな時は自分の人生の座右の銘を思い浮かべる。
朝生まれて、夜死ぬと思って生きる。
結局アナタの人生全てネタなんだからいいじゃない。
と言い聞かせて、恥をかいても死なないし、後で後悔するよりチャレンジしてみよう、と思い直し一つのワイナリーにやっとこさ入りました。せっかくGibstonエリアに来たんだから、と思いワインテイスティングをする事に。軽ーい感じで、ぶどう狩りの手は足りてるか?と聞いた所、まだGibstoneでは収穫は始まっておらず、収穫はファミリー経営だから助けはいらないとの事。
よかった、まだGibstoneでの収穫には間に合っている!という事がわかり、仕事は得られなかったにしても、一歩前進したようで嬉しくなりました。
ワイナリーは五時に閉まるため、駆け込みで二つ目のワイナリーへ。帰りがけの女性に話しかけた所、今ちょうど収穫時期で、後一週間ほどで終えるとの事。もし、仕事がしたいなら直接メールで問い合わせてみて!ということで名刺をもらいました。後は、巨大ワイナリー、クロムウェルエリアの複数のワイナリーのワインを一括して作るvinproに問い合わせてみたら?とアドバイスをくれました。
ちゃんと相手にしてもらえて、収穫できる可能性もできたということで、又すこーし前進したような気がしました。
下手な鉄砲も数打ちゃあたる。だめ元で全てのワイナリーに申し込み。
しかし、一週間では自分の予定と合わないために、25日以降から働けるワイナリーを探すため、ワイナリーツアーガイドブックに載っているワイナリー全てにメールを送ってみる事にしました。ガイドブックには、クイーンズタウン方面からワナカ方面に向けて地図にそってワイナリーがまとめられていたため、自分の住んでいる所に近い所から順番に送っていきました。
メンタルの弱い自分でも、メールなら傷つかずにたくさんの人に同時に問い合わせる事ができる!メールってすばらしい。
最初は一件ごとにコピペして、一つのメールを送っていましたが、だんだん面倒くさくなってきて、宛名欄に、20個くらいのワイナリーのアドレスををまとめて入れて一括送信するようになっていきました。
今日はここまでで結果はまだわかりません。一件のワイナリーからもう収穫は終わりました!とのメールの返事が来ました。
生身の人間が書いたメールをもらえるだけで嬉しい、誰かに届いたという事実。私のメールに返信するために、たとえ1分でも時間を費やしてくれてありがとう、感謝の気持ちでいっぱいです。
自分が挑戦した事に、だめでも何か反応があると嬉しいものですね!
これでだめなら、後悔はない、5月はニュージーランドの旅に出ようと、腹をくくっています。
自己ベストをつくして天命を待つ!あした、どこからかいい返事が来ますように。
こんなに、目の前にたわわに実るぶどうを収穫するのが大変だと思わなかった!まだできてないし!と痛感する今日この頃です。
なおメシ
最新記事 by なおメシ (全て見る)
- 南米をバンライフで旅するためのチリでの車の買い方 - 2022年11月12日
- 長期でも大丈夫!海外に長期に行くクレジットカード - 2022年11月9日
- 1週間で20個売れた!メルカリで適正価格で物を出品する方法 - 2022年10月25日
コメントを残す