
スポンサーリンク
目次
憧れだった旅人美容師Junさんに会いにいって話をしたい!
世界一周しながら1000人カットした美容師Junさんのブログを何年も前から、追いかける読者だった。
詳しいプロフィール記事はこちら⇒ 旅人美容師JUNって?
- 旅にテーマを持つ事
- 自分のやりたい事を達成しながら生きる事
は、私にとって憧れ。
今まで国内・海外、色んな場所を放浪し、ふらふらと生きてきた私の人生を、「色んな経験をしていてすごい」「濃厚な人生」と言ってもらう事もある。
でも、自分の中では芯を持たずただ流れ任せてきた、何を目指しどこにたどり着くのかもわからない不安ばっかりの生き方だった。
意志や夢はあるのに、行動を起こす事なく温めすぎていた。
ただ「行きたい場所」「好きな事」を断片的にやってきた自分にとって「やりたいこと」「なりたい自分」に、長期的なプランで、着実になっていくじゅんさんはまぶしい存在だった。
じゅんさんのブログは、世の中への警告というか、なまぬるく生きていることへの鋭いオピニオンが書かれていることも。
いろいろと考えさせられることが多々あり、勝手に自分を省みたりした。
この一ヶ月、やりたい事・思った通りに生きていくっていうことを、ちょっとずつ行動し始めた。
その勢いで、じゅんさんが5/5に東京で経営されているUp to Youにいるというツイートを見つけ、髪を切ってもらえることになった。
自分が追いかけていた人に会える事は、少しの行動で叶えられるんだ。
ただ、予約を取っただけなのに、わくわくして切ってもらえる日が楽しみになった。
じゅんさんは日本で美容師として働いた後、世界中で現地の人々の髪を切りながら旅し、帰国後はあっという間に起業。シェアサロンUp to Youを開業。
今はシェア美容室として、奥様と6人の美容師にスペースを貸し出しているそう。その傍らで、美容師の200人を超える規模のコミュニティ、サロカリを立ち上げて運営中。
そして、全国を飛び回り、講演会でも忙しい日々を過ごしている。
同世代なのに、未来を見越し、先を突っ走っていくJunさん。
そのスピード感のある行動力、これからの野望について、髪を切ってもらいながら聞いてみた。
これからどう生きていきたいのか?を突き詰めて考えてしまう時間だった。
多様な収入源を確立したじゅんさんの生活

世界中で人々に「何か」と交換で髪を切りながら旅したJUNさん
Junさんの仕事は、美容師、美容師コミュニティ運営、全国から依頼される講演会、という3本の柱がメインとなっている。
「楽しむ事が一番大事」と、好きな事を次々に仕事にしている。
自分のゴール設定をして、それを達成するための計画的な行動力が圧倒的。
複業することで何かがうまく行かなかった時のリスクを避ける事にもなるし、大胆に行動できると思った。
なにより、全部好きでやっていることだから働いているという感覚なく全力で取り組んでいる印象をうけた。
フリーランサーには2種類のタイプの人間がいる
だからさ、今フリーランスで『ウェーイ』ってやってる人はほとんど会社員とやってることは変わらないわけ。
働く環境が変わっただけ。
大切なのはクオリティとイノベーションであって、未来を作る事ができるのがフリーランスの本質だと思うんだよね。経験を切り売りするだけだったら未来は作れない。— 旅人美容師JUN@ホームレス社長 (@Junkuwabara) 2018年5月5日
フリーランスには2つのタイプがいるとじゅんさんは考える。
- 自分が仕組みを作り出し、運営して行くタイプ。
- 会社に雇われなくなってからも、自分を追い込みセルフブラックに陥るタイプ。
フリーランス=雇われない事
と思いがちだけど、時間と場所に制約されない働き方を求めてフリーランスを志しているのに、時間や納期に追われた仕事をしてしまう事もあると思う。
フリーランスには2パターンいて、自分で全部仕事をやろうとする人(依頼を請け負う人)と、少しでも自動化(権利収入を増やす)する人とでわかれる。
前者はいわゆる自転車操業的な感じで生産性に限界がある上に自分が潰れたら終わり=自由がない
後者は可能性は無限大=自由は手に入る
— 旅人美容師JUN@ホームレス社長 (@Junkuwabara) 2018年5月5日
自分で仕組みを考えて、作り出していかないと身動きがとれない、縛られたフリーランサーになってしまう。サービスや仕事をうまく運営して、自分がいなくても機能していく状態を作れるようになっていきたい。
Junさんは、自分が自由になる働き方を実現できるよう今の働き方を選び、自分がプレーヤーになっている美容師の仕事も徐々に減らして行くそう。最近では、週に1〜2回しかup to youにいないので、直接対面でお話ししながら切ってもらえる事はかなり貴重なので切ってもらいたい人はスケジュールを要チェック!
自分の理想を叶えていくために、夢を手段にする

シャンプー台から見える言葉。The first step is always the hardest.最初の一歩が一番大変。
Junさんは、「旅をするために仕事してる」という。
美容室を立ち上げたのも、オンラインのサロンを立ち上げたのも、基盤となる仕事を作って収入源を確保して自分が自由になるための手段だという。
なりたい姿を思い描きそこに向かって一直線に行動し、叶えてゆけば、次々に新たな夢がみえてくるそうだ。
その新たな夢も自分の計画の中に組み込み、理想を次々に現実にしていく。
叶える事を「手段」にすることで、どんどん理想を現実に変えていけるって、素敵。
世界中の人が集まるサロン・バーを日本に作りたい

じゅんさんの今の野望は出身地の山梨と南米に拠点を作る事。
五月にはマツエクサロンを河口湖周辺にオープンする予定で、10月にはボリビアのウユニ塩湖沿いに移住する!予定だそう。
最初に先駆者になってやる事はインパクトがあるし、その後に続いていく人の指針にもなる。
始めた事業を任せられるようになったら、自由に動き回り、任せた人には仕事とその人しかできない複業をしてオリジナリティを出していく事を理想のカタチにしている。
そういった、先の目標が定まっているから、今そこにむかって何をすればいいのか?がはっきりしているんだと思った。
ブレない軸をもって、計画的に取り組む事、長くかかりそうで最短で夢を叶える方法なのかもしれないと思った。
自分にもっと自己中になっていい

シェアスペースで働いてる美容師さん。
「料理に関するイベントをやっていきたい」
「どんな需要があるのだろうか」
「誰かとコラボして、脇役程度でよいからとにかくやってみたい」
・・・というこれからのことを相談すると、じゅんさんはもっと自己中になってもいいんじゃないか?とアドバイスをくれた。
誰かの反応を伺う事も大事だけど、やりたい事に、まっすぐに行動を起こす事がもっと重要。
- そこで、誰に伝えたいのか?
- その人にどんな行動をとってほしいのか?ライティングと一緒で、伝わるように、しっかりした軸となる、コンセプトを持つ事が必要みたいだ。
もっと自分がこれからどうやって生きていくか、どうやって叶えていくのか、具体的に洗い出していく事がまだまだ足りていない。
いくつかの拠点をもち、着実に基盤を作っていく

Up to Youは東京の高円寺にある。
個性的な居酒屋や雑貨屋が立ち並ぶ、初めていってもどこか懐かしい雰囲気が漂う街。
それだけにはとどまらず、現在は山梨でのゲストハウス兼サロン・バーを立ち上げているとの事。
山梨県の河口湖は富士山の麓という事もあり海外の外国人がよく集まる場所。
世界を廻った旅人のじゅんさんは、そんな人々のプラットフォームになるバーやゲストハウスを作りたいそう。
「その人がいるから、会いにいきたくなる場所」ってだれでも一つはあると思う。
そんな美味しいお酒を飲みながら、世界中の人と語らえるアットホームな場所ができたら、夢の富士山登山と共に、ぜひとも行ってみたい!
コミュニティを作ったのは美容師の働き方、選択肢、生き方をシェアするため

サロカリのイメージをわかりやすく表現した図。
サロカリというサロンはじゅんさんが美容師のために開設した美容師専用のコミュニティ。
情報を共有したり、技術向上のセミナーを開いたり、需要と供給を満たすためのコミュニケーションツールとしても活用している。
こんな美容師さんにオススメのコミュニティだそうです。
- 美容師理容師仲間がほしい方
- 集客、求人がうまく行っていない方
- シェアサロンを始めたい方
- お店の経営で困ってる方
- 技術を学ぶ場所がない方
- ブランクがあるけど復帰したい方
- 働き方を変えたい方
- 卒業後の進路に迷ってる学生さん
これ、めっちゃよくないですか?
専門の職業に特化したサロンってとても需要があると思う。
実際私も調理師として勤めた時は、朝から晩まで働いて、悩みを打ち明ける共感してもらえる人もいなかった。ほかの職業の人にはわからない部分も多々あると思うから、調理師界隈でこういうコミュニティがあったら即入会していたなあと思う。
フリーランス美容師で成功したい?自ら動かない君には無理だよ、そんなに甘くない。 https://t.co/JWfqGhtZSo
— 旅人美容師JUN@ホームレス社長 (@Junkuwabara) 2018年5月5日
ただ、現状をを変えたいと行動するメンバーは少数派で、受け身なメンバーが多数だという。
状況を変えたい、というだけじゃなく、ただ仲間が欲しかった、という理由で入会するメンバーなど皆さん様々な理由でコミュニティに属している。
コミュニティを運営する事は、作る側の思いと、参加者の価値観がずれてしまう事もあるから難しい。それにしても、200人以上のコミュニティがあれば困った時でも常に誰かに助けを求めたり、協力して新しいものを作り出すなど、アドバイスを得られるため心強いことは間違いない。
JUNさんと話して頭もこころもさっぱり

ピース!
髪をきってもらいながら、私のぶつける質問にJunさんは何事にも真剣に話してくださった。
JUNさんの描く未来はとってもわくわくすることばかりで、それを一歩ずつ、かつ大胆に叶えていくこれからが本当に楽しみでしかない。
話をしてから、自分もやらなければ行けない事、考えなければいけない事が山積みになった。
【これからやっていくこと】
- 収入源、自分のコンテンツをふやすために、ブログを毎日1本書く。
(何度も宣言しているが、できていないので、リピート) - 私は文章を書く才能ないから、コンテンツで勝負だ。
- 拠点をもちたい、切実に。リアルでも。オンラインでも。
- 大体の働き方がブラックな料理人のコミュニティあってもおもしろいんじゃね?って思った。
- 自分にわがままに、自己中に、やりたい事に貪欲になっていく。
- セルフブラックにならない!自分が常に働かなくても、うまく回って行く仕事を作る。
- やりたい事がたくさんあるのなら、何かを諦めるのではなく段階を踏んで1つずつ叶えて行く。
- セミナーでインプットしすぎない。行動、アウトプット、シェアを継続。
全てにおいて、一番難しいのは継続する事。
いざという時、「やらない自分」の殻はもう捨てて、自分のペースでも進んでいきたいと思った。
JUNさんワールドに触れた楽しい3時間をありがとうございました。
JUNさんの旅を綴った書籍はこちらです。世界を知るために旅に出たら 日本を知る旅だった
次は、一緒に酒を飲みながらお話ししたいなあ。
なおメシ
最新記事 by なおメシ (全て見る)
- 南米をバンライフで旅するためのチリでの車の買い方 - 2022年11月12日
- 長期でも大丈夫!海外に長期に行くクレジットカード - 2022年11月9日
- 1週間で20個売れた!メルカリで適正価格で物を出品する方法 - 2022年10月25日
コメントを残す