南米をバンライフで旅するためのチリでの車の買い方




https://www.suzisantiago.com/rentals

南米を車でバンライフしたい!と思い調べてみましたが、なかなか日本語の情報が出てこず手こずりました。

まだ準備段階で車を買ってはいませんが、調べた中で、車の買い方が現地のSUZIという会社のウェブサイトに載っていたので翻訳しながら紹介します。

中々英語でもないので、完全にスペイン語優位なチリで、貴重なサイトでした。

SUZIのカーサービスの内容を翻訳したものが以下になります。

車両(チリで車を購入する場合)
suzisantiagoのフルサービスを利用すれば、チリで車を購入する方法をgoogleに尋ね続ける必要はありません。
毎シーズン200台の車購入と500台以上の車庫証明の経験から、私たちはチリで車を購入するお手伝いをします。私たちは毎日、あなたの予算とニーズに合わせて、信頼できる車の選択肢を選んでお送りします。私たちのチームはあなたが気に入った車の訪問と車庫証明の日程を決めます。 また、技術的な修正、罰金、所有権の履歴、技術的な修正で指摘された年間KMの履歴を示すナンバーレポートが3つまで提供されます。

サスペンション、ギア、雨漏り、ステアリング、バッテリー電圧、オルタネーター充電、ECM故障、冷却水の酸性度、オイルレベル、ベルト、事故、タイヤなど、細部に至るまでチェックします。

 

なんとも心強い南米旅の味方ではありませんか。

整備から、買い方、保険や手続きまでやってくれる、まさにこんなサービスを探していた!というような会社だと思いました。
海外のチリで車を買う手順や、おおよそのかかる費用でわかったことを紹介します。

自分も実際に買う手続きをしたらまた追記してくつもりですので、これから南米で車中泊の旅をしたいという方の参考になれば幸いです。

 

 

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チリで車中泊車を手に入れる方法①RUT番号の取得

RUTとは、チリで車両を購入する際に必要な納税者番号です。

この番号を取得するためには、チリ人のスポンサーが必要でSUZIが代わりに引き受けてくれるそうです。

チリ人RUTを取得するためには公証人手数料がかかり、約7000CLP=1200円を請求されます。

手続きは約3-4時間かかり、RUTは数日以内に発行されます。

 

 

チリで車中泊車をに入れる方法② 車両を探す

SUZIという会社では、要望に沿った車を探す手伝いもしてくれるそうです。

予算は大体、スタンダードバン/4×4で10,500,000~15,000,000チリ・ペソ=167万円〜238万円。
装備がしっかりしたキャンプングカーになると、更に値段が張ります。

車のディーラーから探すか、フェイスブックページなどで、車の所有者から直接売買します。

今の所、Overlander Chile Buy & Sell Cars/Motorcycles/vanというページで旅人たちがやり取りしているので、見ています。

チリで働いていた友達に話を聞いたところ、30万キロを超えた車やボロボロの車を現地の人は何回も直して乗っているそうです。

私がニュージーランドに住んでいた頃は、中古の日本車がたくさんあって、日本よりは古いですが、売買もそんなに難しくはなかったです。

南米まで日本の車が流通していないので、探すのが大変で、あっても日本ではありえない状態の悪い車が高い値段で売られている感じがします。

中々、南米で中古だとしても、理想のクオリティの車を希望価格で見つけるのは難しいのかもしれません。

 

チリで車を手に入れる方法③ 所有権移転と国境通過の書類作成

SIZIに依頼すると、2回の無料車検と、3回までのナンバーレポートを有料でやってくれます。
所有者履歴、走行距離履歴(偽走行距離チェック)、罰金などを記載した3枚までのナンバーレポートと呼ばれる物を調べてくれるそうです。

車の売り手とのミーティングをすべて調整し、必要に応じて車庫証明の手配までしてくれるという手厚いサービス。海外の英語圏のバンライフYouTuberもよくSUZIのことを話していました。

名義変更、車検の手伝い、車庫証明作り、翻訳も手伝ってくれるそうで、チリのことがわからない私達にはありがたい限りです。

 

チリで車を手に入れる方法④ 公証人役場で購入者税と手数料を支払う

車両を購入する際には、公証人役場で購入者税と手数料を支払う必要があります。

おおよその金額はこのような感じになります。

車両の価格に応じて平均15万CLP=約24000円
(取引価格の1.5%+公証人費用約45000CLP=7200円+民事登録費用約45000CLP=7200円)。

頼めばSUZIが、契約内容が正しいこと、すべての事務処理が正しく行われていることを確認してくれます。

公証人の立会いのもと、契約内容が正しいか、すべての事務処理が正しく行われているか、確認までしてくれるそうです。
車輌購入後、保険似加入するため、国境リスト、サンティアゴの有料道路用のタグを取得するため、国際保険会社に送る手続きがなされます。
車購入後、海外保険と有料道路通行許可証の取得をしなければいけません。

さらに、サービス利用者には”Suzi Links “という車中泊の旅人、オーバーランダー達が必要とする機器や物品を見つけることができる多くの場所のPDFファイルを共有してくれるそうです。

 

チリで車中泊車を手に入れる方法⑤ パドロン(所有権証明書)の手続き

パドロンは車の登録証のようなもので、通常、公証人契約から31営業日前後で届きます。

SUZIに任せたら、パドロンを受け取って自分たちがいる場所に郵送してくれます。

届くのに1ヶ月もかかってしまうなら、旅を進めたいと思いますので、郵送してくれるのはとてもありがたいです。
パドロンなしでチリ国外を旅することは難しく、車の売り主の許可があればパドロンなしでも国外をドライブすることはできるそうです。

南米を車で旅しようと思った時、何もわからなかったのでこの会社のウェブサイトや車を探すグループの情報はかなり役に立ちました。

ナオコ
道路の整備状況
車の流通具合
バンライフできる車はあるのか
手続きはどうするのか
どうやって名義変更などするのか
国境は越えられるのか
どんな保険に入ればいいのか
など、南米の車事情は、未知の世界でしたがSUZIのサイトにはどうしたらいいか、英語で答えが書かれていたので南米車旅が、少しはイメージが掴めました。

 

南米のチリで車中泊車を手に入れる方法まとめ

チリで車を手に入れる手順
RUT番号の取得
車両を探す
所有権移転と国境通過の書類作成
保険に入る
パドロン(所有権証明書)の手続き

まだどういった方法で車を手に入れるかわかりませんが、チリでの大まかな車の売買方法や、売られている車の質がわかってきました。

車大国日本のようにはいかないんだなあ、とだんだんわかってきました。
これからも調べ続けて、ベストな車を手に入れていきたいと思います。
これからも情報が入り次第、追記します。

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なおメシ

フリーランス料理人林直子です。NZへの留学経験から、和食や寿司が世界中の人を喜ばせることを体験し、料理人を志す。 広島、金沢の日本料理、寿司割烹のお店で修行。 全国各地、オーストラリア、ニュージーランド、ギリシャで就業経験を経て、フリーランスの料理人になる。 各地の食材を生かした料理を作りながら、ケータリング、合宿料理、野外イベントなどで料理を振る舞う。レシピ開発や、SNS運用も承ります。 趣味は、キャンプ、登山、ウクレレ、各地の混浴露天風呂温泉めぐり。




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フリーランス料理人林直子です。NZへの留学経験から、和食や寿司が世界中の人を喜ばせることを体験し、料理人を志す。 広島、金沢の日本料理、寿司割烹のお店で修行。 全国各地、オーストラリア、ニュージーランド、ギリシャで就業経験を経て、フリーランスの料理人になる。 各地の食材を生かした料理を作りながら、ケータリング、合宿料理、野外イベントなどで料理を振る舞う。レシピ開発や、SNS運用も承ります。 趣味は、キャンプ、登山、ウクレレ、各地の混浴露天風呂温泉めぐり。