
キャンプのイベントで、燻製のワークショップをプロキャンパーのさくぽんと開催ました。
キャンプ主催は、ACTIBASEという登山団体で、普段は山登りを愛する若者達が集うコミュニティ。
今回開催された「山友祭」は、キャンプも楽しもう!という事をコンセプトに、テントのコーヒー屋さんや、屋外サウナ屋さんなどのワークショップが体験できるキャンプイベントでした。
さくぽんのブログではキャンプのノウハウや、役に立つ情報を紹介しています。
アウトドアと山登りが好きな自分もさくぽんのブログの長年の読者であり、今回ワークショップに協力してもらえる事は大変光栄でした!
さくぽんのブログはコチラ⇒HYPER CAMP CREATORS
一緒に開催といいながら、実は燻製を一番学びたかったのは自分自身。
食材がびっくりするぐらい味わい深くなる燻製が大好きなのですが、失敗する事もしばしば,,,。
今回、プロキャンパーのさくぽんに教えてもらい、燻製のコツを学んだので、これから燻製を始めてみたい!という方にシェアしたいと思います!
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目次
キャンプ初心者でも大好きな燻製を美味しく作りたい!
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私は、鶏の胸肉の燻製をはじめ、自己流で燻製を作るのですがまだまだ美味しく燻製を作る自信がありません。
- チーズの燻製が解けてしまう
- 素材によって使う、燻製のチップやウッドの違いがわからない
など、大体の燻製のプロセスはわかっているのですが、もっと上手に美味しく燻製を作るやり方を学びたいと思っていました。
今回、ワークショップの参加者には燻製が初心者も多く、これから実践しやすい様にと段ボールで作る燻製器の作り所から教えてもらいました。
段ボールはどこでも手に入るので、初心者でもリスクなしで始められますよね!
カッターナイフで段ボールの3面を切り開きます。
あっという間に段ボールの燻製器が完成。
【段ボール薫製器の作り方】
段ボールの上から3分の①くらいの所の3面をカッターナイフで切り取る。
②スモークウッドをいれる部分の底を四角く切り取る。
③ぴらぴらしている所をガムテープで止める。
④段ボールのふたを開けた所に網を設置する。
たったこれだけで段ボール薫製器の完成です。とっても簡単だし、みんなで作るとわいわいして楽しい!
コツを知って様々な燻製にチャレンジしよう

今回燻製のために用意したのは、鶏の胸肉のハム、ゆで卵、ベーコン、ナッツ、チーズ。
ワークショップの参加者には、他に自分が燻製にしたい食材を持って来てもらいました。
燻製のコツ① きちんと乾燥させる事

まず、さくぽんが教えてくれたのは食材を燻製にする前にしっかり乾かさなければいけないということ。
- しっかり乾かさないと煙が食材につきにくくなる
- 酸味のある仕上がりになってしまう
- 水分を減らすと保存性がアップする
など、おいしい燻製を作るにはしっかりと乾燥させる事が必要不可欠。外で網の中にキッチンペーパーをひいて食材を乾かしました。
ネットがあると何段にも食材がおけて、チャックで虫が飛んでくるのを防げるためとっても便利でした!
燻製のコツ② 燻製する食材に下味をつける事

ゆで卵を燻製するために用意したのですが、ゆで卵を燻す場合は下味をつけた方が美味しく仕上がるそう。
燻製は、燻す前に食材をソミュール液という液につけて下味をつけるか、塩漬けにして乾燥させる方法があります。
ゆで卵の場合は、煮卵の液につけておく事が一般的。
次回は、煮卵を作って燻製にしたいと思います!
燻製のコツ③ 燻製する材料によって適切なウッドを選ぶ事
燻製には木材を粉々にして固めたスモーキングウッドとチップがあり燻製するものによって使い分けます。
スモーキングウッドは一回火が乗り移ると、煙を出しながらそのまま燃え続けてくれるため扱いやすく、初心者に最適。温燻や低い温度で燻す冷燻に適しています。
今回もスモーキングウッドを使った燻製にしました。
スモークチップは常に火でチップを燃やし続けて煙を起こすため、熱燻など温度が高い燻製に向いています。
木材によって、合う食材や香りが違うため、好みや用途によって使い分けてみましょう。
私は、チーズの燻製を熱燻の部類に入るスモークチップで作っていたため、温度が上がりすぎてチーズが溶けていました。

今回は、一度火がついたら燃え続けるスモークウッドを燻製に使いました。
スモークウッドで燻製を成功させるコツはしっかり火が定着するまで、トーチバーナーで温める事。トーチバーナーだと直にウッドを温める事ができ、初心者でも簡単です。
煙がしっかり出る様になったらアルミの受け皿に入れて、薫製器に入れましょう。
トーチバーナーがないときは、ガスコンロに直火で当てて着火できます。
基本的なやり方を学べば初心者でもおいしい燻製が作れる

今回作ったチーズの燻製はウッドの香りがしてとてもおいしかったです。温度が適切だったため、溶ける事もありませんでした。
こまめに燻製の状態を確かめることも、失敗しないために大切だということです。
クルミやカシューナッツも燻す事によってスモークの風味がプラスされて高級感のある美味しさに変わります。
- 食材を乾燥させる
- 燻製する食材に下味をつける事
- 燻製の種類によって適切なウッドを選ぶ
- スモークウッドにはしっかりトーチバーナーで火を定着させる
今回燻製の基本的な知識を学び、色々な食材を早速試したくなりました。
習うより慣れろ、ということで自分でやってみる事が大切。皆さんも、好きな食材を試してみてくださいね!
なおメシ
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