金谷に暮らして3週間。
フリーランスの方や研修生のご飯を毎晩作ったり、食に関する「流し素麺」や「ピザパーティー」のイベントを開催。
食のイベントを通して、食材を作ったり、採取する人と消費する人をつなぐ事が大切だと思う様になりました。
移動生活を送る私にとって、農業をして作物を収穫する事、魚を釣ることはすごい事。
それを習慣にしている人にとっては日常的で当たり前の事で特別な事ではありません。
自分にできる事は、そういったローカルの価値を見いだし、伝えていく事じゃないかな、と考えています。
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目次
思いつきで提案した食のイベントがみんなのおかげで現実に

素麺を支援していただき、始める事になった流し素麺。
ただ「やりたい!」という思いだけで提案したのですが、竹を切らせてもらう山のオーナーや、実際竹を切りにいってくれたカルロスさんのおかげで準備が整いました。
「やりたい」という思いを真剣に伝えれば、周りに協力してくれる人がいる事は本当にありがたく、声を上げることの大切さに気付きました。
イベントを開く目的は地産地消を広めたいから
地元の材料を使ったピザパーティーや、流し素麺はただ楽しむために開催した訳ではありません。
明確な目標がいくつかあり、実現できる様に意識しました。
・地元の食材を使って、美味しく作りたい
・家族連れの参加者に喜んでもらいたい
・コワーキングスペースに今この瞬間にいる人々(ゲスト、講座受講生、移住者)をつなげる場所にしたい。
・いすみ市から、ルワンダ料理人の椎葉さんが、ビーガンピザを作りに来てくれるのでぜひみんなに食べてほしい。
・移住体験に来ているゲストに、コワーキングスペースまるもの雰囲気を感じてほしい。
ピザ会は、金谷の移住支援者プログラムを企画している滝田さんに、場所の提供やピザ釜の火起こしを協力してもらって計画を立てました。
- なるべく地産地消を意識し、地元の食材を調理しようということ
- 近くの鋸山の石から作ったピザ釜を使うということ
をコンセプトにしました。

滝田さんが出演したテレビの番組を見て移住を考えたという視察者二人も参加してくれました。
地産地消を実践できる環境は貴重、ありがたい事

金谷という地方の集落で何かを一から始めようとするのはなかなか簡単なことではありません。
しかし、コワーキングスペースまるものコミュニティには、地元に精通した人がいるので、何かと助けてもらっています。
・なんでもチャレンジをさせてくれる環境
・やりたい事に協力してもらい、後押ししてくれる事
・アドバイスをもらえ、温かくみまもってくれる環境
このように、声を上げればその分野で得意な人が協力してくれる環境は、今まで過ごして来た中で初めてでした。
同じ様に移住して来た方は、気持ちを汲み取ってくれ、優しく接してくれます。
イベントを作り出すみんなが主役

発案、企画したのは自分ですがイベント自体はみんながスキルを生かして創り上げていきました。
流しそうめんで活躍した人たち
・流し素麺を支援してくれたあんじゅ先生
・流し素麺の竹を切り出してくれたカルロスさん
・竹を切るのを手伝ってくれた地元の浅井さん
・流し素麺の台をセッティングしてくれた
・料理を手伝ってくれたみんな
・イノシシ肉を提供してくれたマタギさん
ピザパーティーを盛り上げてくれた人々
【炊きた亭石窯ピザ焼きパーティー】
6月2日 土@焚きた亭金谷ハウス
10:30。準備開始(任意)
11:00 ピザ焼き開始
14:00 解散参加費 500円
ファミリー参加も大歓迎。
金谷の地元の野菜や魚を使ったピザ。をノコギリ山の石で作った釜で焼きます夜な夜なピザ生地を仕込む@まるも@crls1031 pic.twitter.com/IhFHOncCKz
— 林直子6/17アウトドアx料理イベント開催@ぺーたーず (@naokoamigo1) 2018年6月2日
・ピザ釜を使わせてくれた滝田さん
・家族で参加してくれたいかさん、いけちゃん
・コワーキングスペースのイベントに参加してくれたプロブロガーの亮平さん
・みんなを楽しませてくれたヤギ
・ビーガンチーズや、いすみ市の夏野菜を提供してくれたルアンダ料理人/いすみ市ばーしーさん
・ピザ生地作りを手伝ってくれた金谷住民のフリーランスの人々。
作る人、つなぐ事が必要
食材を支援してくれたまたぎさん

※カルロスさんは猟師ではありません。
金谷の近くで猟師をして生きている小野さんが罠で捕獲したイノシシのお肉を頂きました。
臭みがなくジューシーで油があまいお肉でした。
私は紹介してもらって小野さんと知り合いました。

小野さんは若者や移住者との接点はなく、どれだけ喜んでみんなが食べているのかも知りません。
甘夏を凍らして、バナナと手作りシロップで作る…甘夏スムージー🍊🧡
直子ちゃん(@naokoamigo1 )の作るとこを見つつ(手伝え)青空の下、まるものみんなでピザパーティしました…青春。 https://t.co/EjwhtErxzD
— あんじゅ先生☆漫画家 (@wakanjyu321) 2018年6月2日
小野さんの農園の庭には甘夏がたくさんなっており、その甘夏も頂いてピザパーティーではスムージーを作りました。暑かったせいもあってみんなに喜んでもらえました。

田中さんは、「どうせ食べないんだからいくらでも持っていって」と気前よく丹誠込めて育てた果実を分けてくれました。
そんな田中さんに、私はみんなの喜んでいることを報告したいなと思います。
地産地消で未来のある子供達に食べる喜びを

イベントには家族連れで子供達も来てくれました。
初めての流し素麺をはしでとらずに手で取ったり、ピザを作るお手伝いをしてくれたりしました。
子供達と一緒に遊んでクッキングすると、何とも言えない喜びが湧いてきます。

食材や効能についても学びながら、誰かと誰かの架け橋になる様に自分のできる事を精一杯やってきたいです。
なおメシ
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