【登山初心者必見】最低限揃えておくべき装備をまとめて紹介




登山が大好きで、日本国内や、海外の山登りに繰り出しています。

登山の醍醐味は、綺麗な景色がみれること、自然の中で過ごせる事、ピークハントすること、高原植物を愛でる事など人によって楽しみ方は様々。

登山、アウトドアブームの中、周りで登山をやりたい!という人が周りにも増えて来て、登山の良さや面白さを伝えていきたいです。

しかし、始めて登山を始める人は何から始めればいいかわからない事も多いでしょう。そこで、ミニマリストの私が準備するべき登山用品を重要度と一緒にお伝えします。

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初心者が登山用品を買う上で気をつけるべき事とは

山登りに行きたいけれど、登山に行く時はきちんとした装備がなければ不安になることもありますよね。

  • 登山用品は高いから全て揃えるとなると、ハードルが高い…
  • 本当に登山に必要な用具だけを知りたい!

という人は多いはず。

私は本格的な登山を始めて7年になりますが、少しずつ装備を買ったり、買い替えして3つの自分なりのモットーを持って選んでいるので、紹介します。

登山装備をとにかく軽量化しよう

以前、スペインの巡礼路「カミーノ」の歩き旅700kmを3週間かけて歩きました。

毎日歩く行程で、1gでも軽くしたい!と思いどんどん必要ないものを削ぎ落としていき、最終的な荷物は約8kgと長期旅行にしては軽量な荷物のパッキングに成功しました。

荷物が重いと身体に負担がかかり、苦痛を感じ、楽しく歩けなくなります。

特に女子は平均的に身体の構造から男性の70%の荷物しか体力的に運べる強度がないとこが科学的に証明されているそう。

たくさんの荷物を運びたければ、筋力トレーニングなどの体力作りは欠かせませんが、気軽に実践できる軽量化も取り入れていきたい物です。

荷物の軽さは快適さに直結しますので、自分の体力の限界を知り軽量化に努めるようになりました。

  • 着替えはなるべくしないで同じ服を着て荷物を減らす
  • 食糧の量を計算して、持っていきすぎない
  • 化粧品を持っていかない

軽量化する工夫をして、快適な登山を目指しましょう!

登山用品は長もちするので、高品質な物を少しずつ揃えていこう

これも軽量化と関係するのですが、高品質な物は長もちするので、購入する時は良い物を少しずつ揃えていくのがオススメ。

実際、自分も寝袋を12年も使っていて、元は充分取ったと思いますし、そろそろ買い替えようかと考えています。

なかなか、愛着が湧きすぎてなかなか買い替えられないんですよね・・・。

本当に登山用品が必要かどうか考え、実際に不便を感じたら購入

アウトドアショップに行けば、たくさん欲しい登山用品がたくさんあります。でも、たくさん買いすぎると荷物の重量がまして自分がいざ登山に行く時に辛くなってしまいます。私は、実際不都合が生じ、支障が出そうになって本当に必要と感じたら買い替える様にしています。

以前、マットのクッション性と保温性がが劣化して、寒すぎるキャンプ場で一睡もできないという経験をしました。その時、長い間迷い続けていた、新しくマットを買い替えることを即決。

今では、長い間我慢して買った登山マットを使う時は毎回楽しみにしています。

登山用品を完璧に揃えて形から入るよりも、まずは実際の山へ出かけて楽しさを感じてほしい!と思います。

本当に必要な物を自分で感じた時に選んでいくと、納得して買い物ができ、登山の用品愛着がわき、大切に使う様になります。

登山に必要な用具、装備、服装を、「本当に必要な物」、「あると便利な物」、「代用が可能な物」に分けて紹介します。

春山、夏山、秋山に対応する実際使っている登山用品です。自分のレベルや、必要に応じて、徐々に揃えていきましょう。

【本当に必要な物】登山初心者が必要不可欠な装備はこれだ!

バックパック

バックパックは、荷物をいれるので必要不可欠。

オススメは45Lのバックパックで、日帰り、キャンプ泊、縦走にも使えます。中身の荷物を高品質で軽量な物を選べば重量とボリュームが減らせ、身体への負担が軽減できます。

山ガール
deuterのバックパックは、背中のメッシュが身体とバックパックにスペースを作ってくれるので汗を放出してくれるので、快適に夏山も歩けます。

バックパックが中で二つに別れているところも便利。キャンプ泊をするとき、夜まで使わない寝袋やマットを下に入れておけるので、出し入れがスムーズ。収納のポケットもたくさんあり、パッキング次第で相当の荷物をいれる事が可能です。

登山靴

山登りで絶対欠かせない物は登山靴。安全面を守るためにも、底の固さ、ハイカットの高さ、履き心地が重要になってきます。

ハイキング程度の低い山なら軽量で歩きやすい靴を。

北アルプスなどの難易度が高い山なら足首までカバーされたハイカットで靴底が固く、完全防水の物を選びましょう。

山ガール
日本人の足形に合った靴を作っている日本のブランドの靴、mont-bellかcaravanがオススメ。でも、合う合わないがあるから実際お店で試してみよう。

以前ヨーロッパのブランドの靴を履いていましたが、日本人の足の形と合わず山に行く度に靴ズレを起こしていました。

これから長い間付き合って行く大切な買い物ですので、登山靴は実際お店に行って、専門知識のある店員さんに相談する事をおすすめします。買う事をおすすめします。

靴下

靴下は重要で、登山靴を買う際に一緒に購入するのがいいです。オススメはなんといっても、smartwoolのメリノウール100%の靴下です。

山ガール
温かく、クッション性があり、長もちして履き心地がいいsmartwoolの靴下は履いているだけで幸せになれます!私は、何足かをローテーションしながらもう4年も履いてます。

本当に気持ちがいいので、山に行かない寒い日の防寒対策にも使えます。

ゴアテックスの効いた登山靴と合わせれば、疲れにくいですし、靴を履いたまま水の中に足をつっこんでも大丈夫なほど、防水性もアップします。

ブラジャー

山ガール
ブラジャーは登山女子、山ガールにとって悩みどころ。普通のブラをつけていると汗をかいて、山頂に着くと汗が冷えて胸が寒くなるんです…。

長年試してみて、使ってよかったのはfinetrexの登山用ブラ。とにかく乾くのが早く、汗をかいても気になりません。締め付け感もちょうどいいので登山やアウトドアには欠かせないアイテム。

下着

履いている心地がしない下着が快適な下着です。登山ではバックパックを背負っていたり、ズボンを上からはくので特に夏山では大量の汗をかきます。

ユニクロのエアリズムの速乾性でも間に合わないほどで、気温の上り下がりが激しい山の環境では汗が冷えて危険なことも。アウトドア企業が開発した機能性のある用品を選びましょう。

速乾長袖Tシャツウール

速乾性Tシャツは登山のマストアイテムで、特にメリノウールのTシャツがオススメ。

夏山でウール素材製品であることがいいのは、メリノウールの細かい繊維が汗を素早く吸い上げる速乾性があるからです。

それだけでなく、急な温度変化にも対応する保温性も兼ね備えているため夏山でも涼しさと温かさを両立してくれます。防臭効果もあるので、夏山での縦走など汗をかく山行に最適。

1つのアイテムでいくつかの機能をカバーしてくれる登山用品を選べば、荷物を減らす事ができます。

山ガール
夏山は日差しが強いので暑いですがなるべく首元が空いてない物を選ぶといいです。もし大きく空いていたなら、手ぬぐいやネックウォーマーをして肌を覆いかぶせましょう。自分は認識が甘かったので、3日間の縦走で首の日焼け対策がなっておらず、ひりひりと焼け付くような痛みに悩まされました。夏山の日焼け対策は必須です・・・。

フリース

山ガール
春、夏、秋、冬の全てのシーズンになくてはならないフリースパーカー。何度洗っても上部ですし、mont-bellのクリマプラスは、袖に親指の穴があいていたり、ポケットが3つついていたりして機能性も抜群。もう3枚目を着回しています。

山の気温は100m標高が上がるにつれて平均で0.5度下がるので漂航1000mなら5度、 2000mなら10度も地上とは温度が低いのです。

山頂にでて、稜線を歩いている時は風も強くなりますし防寒対策は必須。軽いフリースなら使わなくてもストレスにならないので、ザックに忍ばせておきましょう。

ウィンドブレーカー

風を防ぎ、雨を防ぐかっぱになり、防寒対策にもなるウインドブレーカーは必須アイテム。雨が降った時用に防水のズボンも一緒に準備しましょう。

ウインドブレーカーは各種メーカーが発売していますが、ARC’TERYXの物がダントツで高品質です。

薄くて軽い上に丈夫で、夏山から冬のスキーにまで使えるほどの保温性も備えていますが、なかなかの高級品で手が届かないかもしれません。

そこで、どのアウトドアブランドからも発売されているウインドブレーカーを選ぶ際に気をつけると良い点をお伝えします。

  • 着た時の動きやすさ?
  • 防水の機能は十分ついているか?
  • 空気を入れ替える穴があるか?
  • フードをかぶったとき、雨よけになるか?

自分に合った、好みのウインドブレーカーを見つけましょう。

山登りのボトム

ボトムは、スパッツに半ズボンタイプを履くスタイルか、長ズボンスタイルに別れると思います。

私は最近、長ズボンスタイルで行く事が多いです。

ズボンスタイルは、足にスパッツが張り付かないので涼しく、風通しが良いです。肌も隠れているので、日よけや虫除けにもなります。同時に、スパッツも常に携帯していて寒い時や、着替えたい時に備えています。

短パンとスパッツスタイルは、短パンのバリエーションが豊富でオシャレが楽しめますし、動きやすいです。ズボンは、必ずサイドにポケットがある物を選び、携帯電話や行動食のおやつがすぐ取り出せる様にしています。

3日間の縦走でも汗をかきにくい通気性の良い長ズボンを履いていけば1本ですませられ、荷物が減らせます。

帽子

夏山には帽子は欠かせません。

日本の森林限界は2300mと言われており、その高度を超えると森を抜けて低木の植物しか育つ事ができないので景観がよくなると同時に、太陽の日差しにさらせれてしまいます…。

灼熱の日光は体力、水分を奪うので自分で帽子を用意して陰を作り出しましょう。

山男
つばが広く、後ろにも前にも陰を作ってくれる帽子がオススメ。山の上は風が強いので、ひも付きで飛ばない様に気をつけて!

ライトダウン

夏山の日帰り登山ではいらないかもしれませんが、行く山の天気や気温を確かめて用意しておきましょう。秋山でキャンプをする時や、寝る時にライトダウンがあれば、寒くなっても安心感をもって過ごせます。

【あるといい物】登山初心者が準備するとよい登山装備

ネックウォーマー

ネックウォーマーを私はオールシーズン使っており、登山する際、なくてはならないアイテムです。

日焼け対策、風対策、寒さ対策や、ヘアバンドとして使用。早朝の登山は冷え込みますがネックウオォーマーで顔を覆えば自分の吐息で温まります。ネックウォーマーも、速乾性と保温性のあるメリノウールの物を選びましょう。

カルビナ

カルビナをザックの外につければ鞄に入らない物やすぐ取り出したい物を外に色んな物が掛けられます。

登山で出たゴミや、サンダルなども掛けられるので、常にバックパックに掛けておいて損はありません!

 

コップ

保温性にすぐれ、二重コーティングされているステンレスの物がおすすめです。きれいな景色の場所で温かいスープやコーヒーを湧かして贅沢な時間をのんびり楽しみましょう。もちろん、歯磨き用や、湧き水を発見した時にも便利です。

先に書いた、カルビナによく登山者が取り付けているのがステンレスのコップです。

山男
歩く時にカランコロンとなれば、熊よけになるかも!

 

【今はなくても大丈夫】代用可能な登山用品

ポール

登山をする上で身体のバランスを支えるのにポールは大変役に立ちます。特に、下り坂では、自分の二本足とポールの三点で支える三点支持が基本。

軸がしっかりして安定して下る事ができ、身体への負担も最小限に抑えられます。

逆に、岩場や急な登山道ではポールは邪魔になってしまうため、折りたたみ式でコンパクトにしまえるタイプがオススメ。

登山時計

気温や高度がわかる登山の時計は便利です。気圧も測れるので、天気の予想をすることさえできてしまいます。

CASIOのプロトレックはソーラーパワーで充電してくれるので電池交換が必要ありません。防水なので、汗をかいたり雨に濡れたりしても丸洗いできます。

手袋

日焼けや寒さを防ぐために手袋を用意しておくと良いでしょう。滑り止めが効いて、手袋をつけたままスマホを操作できる物がいいですが、軍手でも代用可能です!

ピラトパスのウォーターボトル

色々な圧縮性のプラスチックウォーターボトルがありますが、PLATYPUSのウォーターボトルの機能性が一番!

破れないし、飲み口がしっかりしているので長もちします。

口に飲み口を入れて少し噛むと水が出てくる仕組みになっています。

山ガール
水を飲むために、いちいちザックをおろさなくていいのは、かなりの体力やストレスを削減できます。休憩しなくてもいいけど水分はほしい!といった問題もチューブタイプのウォーターボトルがあれば即解決。

あると便利ですが市販のペットボトルでも、代用可能です。

登山の装備を軽量化して初心者でも登山を楽しもう

いかがでしたか?全ての登山装備をいきなり揃えるのは大変なので、必要度に応じて、徐々に揃えていきましょう。

登山用品は、機能的で山登り以外でも、アウトドアやキャンプ、海外旅行に応用できます。ずっと続けていきたい趣味なのか?好きで登り続けられるのか?自問自答して少しずつ登山装備を揃えていきましょう。

逆に、登山用品は一度買うと何年も長もちするため、登山ウェアがいつも一緒でマンネリ化してしまっています!

新しい登山グッツを新調し、揃えてもっと山を楽しみたいと思っています。

 

合わせて読みたい>> これだけあれば大丈夫!海外のキャンプ・旅にも使える最強キャンプギア

 

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なおメシ

フリーランス料理人林直子です。NZへの留学経験から、和食や寿司が世界中の人を喜ばせることを体験し、料理人を志す。 広島、金沢の日本料理、寿司割烹のお店で修行。 全国各地、オーストラリア、ニュージーランド、ギリシャで就業経験を経て、フリーランスの料理人になる。 各地の食材を生かした料理を作りながら、ケータリング、合宿料理、野外イベントなどで料理を振る舞う。レシピ開発や、SNS運用も承ります。 趣味は、キャンプ、登山、ウクレレ、各地の混浴露天風呂温泉めぐり。




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フリーランス料理人林直子です。NZへの留学経験から、和食や寿司が世界中の人を喜ばせることを体験し、料理人を志す。 広島、金沢の日本料理、寿司割烹のお店で修行。 全国各地、オーストラリア、ニュージーランド、ギリシャで就業経験を経て、フリーランスの料理人になる。 各地の食材を生かした料理を作りながら、ケータリング、合宿料理、野外イベントなどで料理を振る舞う。レシピ開発や、SNS運用も承ります。 趣味は、キャンプ、登山、ウクレレ、各地の混浴露天風呂温泉めぐり。