コワーキングスペースまるもで、毎晩30人の夜ごはんを作っている料理人foodfreelancernaokoです。
割烹料理、アジア料理、海外レストラン、海外のホテルの厨房で働いた経験を生かしてバリエーション豊かなご飯を作りを心がけています。ギリシャでは、いかついひげだらけの心優しい料理人達と働いた事もありました。

夜ごはんの予算は300円と限られていて、その範囲の中でいかにみんなを満足せてもらえるご飯を作れるか?日々奮闘しています。
スポンサーリンク
目次
美味しくて身体にもいい節約料理のテクニックを教えます!
大量のまかない料理を予算内に毎晩作った経験から、食費の節約術をが自然と身に付きました。
- 家計が苦しくて、食費を押さえたいけどどうやってやればいいかわからない?
- 節約すると、メニューがワンパターンになってひもじい!
- 食費を節約したいけど、身体にいいメニューも心がけたい
自炊をすると、食費が節約できますが、同じ食材を使っているとメニューがワンパターンになりがちですよね。
試行錯誤して見つけ出した、自分が実践している節約料理のテクニックをシェアします!
節約料理のテクニックを知って楽しく美味しく料理しよう
以前、山小屋のホテルの社員食堂で60人前の食事を3食作っていました。
ホテルのゲストへの食事準備の傍らまかないを作っていました。社員食堂の食事作りが楽しくて、本業よりも熱心にやっていたので、「社員のご飯は二の次。お客さんの仕事を優先しろ」と、上司に怒られました。
しかし、私は一番近くで働いていて何もない山奥で食事だけを楽しみにしている仲間に喜んでもらいたかったので、賄いは全て手作りしていました。
そうすると、面白い事に食べてくれる量に格段の差がでてきました。
レトルトや出来あいのおかずがまかないの日は、半分ほどしか減っていないのに、手作りのご飯はみんな綺麗になくなりました。
その時の経験から、
と思い、いろいろな料理の節約術を実践する様になりました。
自分が取り入れている料理の節約ノウハウを紹介します。
節約料理に使える食材!鶏肉、豆腐を活用しよう
日本のスーパーでは、肉の価格が、牛肉>豚肉>鶏肉 という順番になっており、鶏肉のなかでも胸肉が一番お財布に優しいのでよく使っています。
予算に制限がないのなら、毎日違う肉をタンパク源として取り入れたい所ですが、なんせ30人のお腹を満たすために、肉のバリエーションよりも量を優先しています。

色んな料理に応用できる!豆腐の使い方
豆腐は、使い方が豊富にあり、値段もお手軽なので、肉の代用品として使えます。
最近では水切りをしてから燻製にしたり、ミンチに混ぜてお肉のボリュームを上げたり、ディップソースにしたりと、普通に食べる意外の応用をしています。

うまく利用して高価な肉の代わりに利用してみましょう。
食材に使う予算の上限を決めよう
食材を買う時、食材ごとに、予算の上限を決めています。
鶏胸肉なら、100g 60円以上は買わない。
豆腐だったら、1丁60円以内に押さえる。
予算の上限を超えてしまうときは、その日に安い食材で補う様にしています。
シビアですが、上限を決めていると会計の時にびっくりする事も減ります。

一週間の計画を大まかに立てよう
一週間分のメニューを決めると、買い物にいく回数が減ります。
私は、献立を立てる時、メインのおかずを大まかに決め、副菜や汁はあまり決めていません。
代わりに、すぐにメニューが思いつく様に副菜のアイデアをリスト化して常に持っておく様にしています。
最初に全ての献立を決めておくと、その料理に必要な食材が高かった時変更ができず、結果的に食材費がかさんでしまいます。
副菜のアイデアリスト
キッシュ・ポテトサラダ・ ギリシャサラダ・小松菜ホウレン草おひたし・ナスのミソ炒め・野菜のあげびたし・ 揚げ出し豆腐・豆腐のカプレーゼ・グラタン・ラザニア・春雨サラダ・ やきなす・ 冷製スープ・人参しりしり・きんぴらごぼう・ひじきの煮物・おから

食材から献立を考える
大事な事は、料理の引き出しを多く持っておく事。
例えば、安い茄子が売られていたとして引き出しが少なければたくさん買ってもワンパターンなメニューになりがちです。
安い食材があるのなら、たくさん使わない手はないので、自分の料理のバリエーションを増やす様にしています。

日々勉強、ネットで検索しても様々なレシピを見つけたらハイパーメモメモしよう!
旬の食材、夏は野菜をたくさん使おう
旬の食材は栄養価が高く、安価です。
この1週間の間にも近所の方から大葉やトマト、ピーマンや茄子、採れたてのさざえまで頂きました。
採れたての野菜は新鮮で素材そのものの味が濃くて美味しい。
複雑な料理や味付けをしなくてもシンプルに美味しい。

節約料理の必需品!フードプロセッサーを活用しよう
フードプロセッサーは、節約料理、時短料理に欠かせない台所の必須アイテムです。
鶏肉も、ミンチ肉を買うよりも自分でミンチにした方が格段に安いですし、フレッシュで美味しいです。
節約料理の必需品!フードプロセッサー活用方法
- ショウガやニンニクのみじん切り
- タマネギのみじん切り
- 凍らせた果物のスムージー
- 人参のドレッシング作り
- マッシュポテトのじゃがいもをつぶすと、粘りが少し出ておいしい
- マヨネーズやディップづくり
- 大根おろしを瞬時に作る
- さつま揚げのネタを作る
と、毎日みじん切り以外にも色々な事に活用しています。
お金だけでなく、時間も節約させてくれるフードプロセッサー。
おろし金や、泡立て器、庖丁などの役目もこなしてくれるフードプロセッサーはキッチン用品で一番活用できる用具かもしれません。

お腹をいっぱいにしてくれるボリュームが増える料理を作ろう
献立を考えて、何か物足りない時、汁物を作る様にしています。
液体でお腹にたまりますし、出汁や具材をしっかり入れればお腹を満たしてくれるメニューになります。
汁物だって、味噌汁、スープ、バリエーションを増やす事ができるし、何か1品足りない時はスープなどの汁物を+事がオススメです。

節約を楽しんで美味しくて健康にもよい節約料理を作ろう
節約料理で一番大切なのは、節約を楽しむ事。
切羽詰まってやることはありません。節約できて美味しい料理が完成すると嬉しいものです。
せっかくなら、料理を一緒に作ったり、食べてもらうとよりやる気が出て良い循環が生まれると思います。

コチラの記事もオススメ>>>食材を自分で収穫して感じた理想的な地産地消のカタチとは
なおメシ
最新記事 by なおメシ (全て見る)
- 南米をバンライフで旅するためのチリでの車の買い方 - 2022年11月12日
- 長期でも大丈夫!海外に長期に行くクレジットカード - 2022年11月9日
- 1週間で20個売れた!メルカリで適正価格で物を出品する方法 - 2022年10月25日
手作りで愛情がこもっていればみんな美味しく食べてくれる。
だったら徹底的に食費を押さえておかずの数を増やし、バランスの良い献立を立てよう!