12月の終わりから、1月の終わりまで白馬のホテルで勤めていました。
しかし、スキーによる怪我によりやむなく仕事をやめて地元で治療と手術に励むことになりました。
前十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷、半月板損傷。自分が思っていたよりも、足の怪我は複雑なものとなっていました。
今、治療とリハビリを終え、スポーツの制限はあるものの前のように元通りの生活ができるようになった。
その間、自分の中でいろいろな葛藤があった。実際の怪我より、自分自身の内面と向き合い、前へ進む方が遥かに難しかった。
自分の心のもろさ、弱さ、迷い、意志の揺らぎ、考えれば考えるほど自分の軸がないようで、罪悪感や劣等感、自己嫌悪に陥った。
悩んでも、答えはでず、時間とともに、悩むことが無駄で、そういう意気地のない自分が自分だと気づいた。
どんな背伸びしようと、自分はこの情けない自分で他のなんにもなれない。
もう落ちるとこまで落ちたような気がして、失うものもなんにもなくて、どうにでもなれというやけくそな気分になった。
怖がってなんにもしないより、たとえ失敗してもやってみたほうが面白いかもしれないと思った。
この5ヶ月間は今までで一番くだらない時間だった。今からは、この時間を取り戻すように無駄なく生きようと思った。
今、鳥取に来て自分の好きなことを思いっきりやってみる。その機会を与えてくれている友達に感謝。
なおメシ
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