奥飛騨の仕事を終えてから、八ヶ岳の北横岳へ冬山登山に連れてって行ってもらい、初めての冬登山をしました。
西原さん、がいどのおじさんは八ヶ岳に思い入れがあるらしく、若かりし頃の山の思いでと共にその頃の色恋話も冗談まじりでしてくれて面白すぎでした。
冬山の印象は、ずっとやってみたかったことができてうれしかったですが、想像以上の体力の消耗と、やはりガイドさんなしでは危険で難しい事、用具をそろえないと行けないので、費用の問題があり、まだ先の楽しみに取っておこうと思います。
2015年は全く山に登れていなかったために、冬山ですが登れてよい経験になりました。
丹生川の尊敬する友達がんちゃんと共に諏訪湖のバックパッカーに泊まって、北横岳に行った後は、八ヶ岳の山並みを眺めて、清里のキャビンで泊まりました。食料を仕入れる場所がなかったために駐車場に生えていたふきのとうを採って持っていたホットケーキミックスで天ぷらにしてうどんと共に天ぷらうどんにして食べました。
清里の富士山と、関東の山々、またがる甲武信岳、南アルプスと八ヶ岳を眺めながらソフトクリームを足湯に浸かって食べた事は忘れられません。
その後、富士山の麓の山に登り、河口湖に泊まり、伊豆の下田まで南下し、オフシーズンのバックパッカーで懐かしのSUPを体験し、旅人みえちゃんの誕生日を宿主さんとそのオーナーで祝い、名古屋まで戻って台湾に飛び、戻ってきた頃にはすっかり満開になった桜を眺めて、三重の鳥羽に赴任しました。
三重はその頃伊勢志摩サミットに湧いており、道路は工事だらけで、警察の監視だらけで物々しい雰囲気でした。
奥飛騨とはうってかわって、三重の宿泊施設は一族経営、女将の決断が全ての昔のしきたりが強い職場でした。
三重では、ホテル業の経験が長い人生の先輩えりさんと、和菓子職人になりたいみらんちゃんと、よく一緒にすごしていました。

憧れのあまさん。

はっさくをとる。

答志島の牡蠣
相変わらず、敷地内のはっさくを棒で落としにいったり、朝3時に起きて小熊山のご来光を見に行ったり、伊勢神宮に友達が来る度にお参りに行ったり、部屋のベランダで薫製を作って肴にして飲んだり、海に近い久しぶりの環境はとても良かったです。

三重の千枚田。
紀伊半島は何と言っても、神道の信仰が厚く、大峰奥駈道は、吉野から熊野大社へ続く世界遺産にも認められた修行の山でありますし、至る所で昔からの信仰の面影を感じました。

白装束でのぼる人々。
熊野古道の伊勢路は伊勢神宮から続く道でありますし、伊勢神宮も122の社宮をめぐるコースもあるそうで、他の地域とは違った神がかった神聖な場所であります。
母親が訪ねて来た時は、憧れだった海女さんの小屋でその日採った海産物の炭火焼を頂きました。世話をしてくれた海女さんは80代の血色のいい笑顔が素敵な方で、中学生から潜っておられますが今でも潜る事は楽しいとおっしゃっていました。
伊勢志摩は答志島での漁師さんとの出会いや、大台ケ原登山でみた、山からみる海の景色など、山も海もダイナミックで将来暮らしたい場所の一つになりました。

とみこさんとBBQ
職場で出会った、お母さん世代のとみこさんは、志摩で有名なサーフィンのビーチのすぐ近くに住んでおり、旦那さんと共に海で七輪を持ち出して一緒にバーベキューをしていただきました。庭には、旦那さんが手塩にかけて育てた様々な植物が植えられており、志摩の南国のようなあたたかさのためにすくすくと育っておりました。元気で明るくてほめ上手なとみこさんと、寡黙で働き者のダンディーな旦那様。三重の南国のとっても理想な夫婦で、海で飲酒をしたのちにサミットのために警備でたくさんいる警察の目を盗んで帰路についた事がわすれられません、、、。
なおメシ
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